📖 用語辞典
自転車・トレーニング・レース・ブランド・選手の用語をわかりやすく解説
⚠️ 現在βリリース版のため、一部情報に誤りが含まれる場合があります。正確な情報は各公式サイトをご確認ください。
FTP
Functional Threshold Power
📊 指標・数値
1時間維持できる最大パワー(ワット数)。ロードバイクの強さを示す最も重要な指標。体重で割ったW/kgで比較されることが多い。
💡 一般的なホビーライダーは150〜250W、国内トップ選手は350W以上
TSS
Training Stress Score
📊 指標・数値
1回のライドの負荷を数値化したもの。FTPを基準に強度と時間から算出。100が「FTPで1時間走った場合」に相当。
💡 週間TSS 400〜600が中級者の目安
CTL
Chronic Training Load
📊 指標・数値
過去42日間の平均トレーニング負荷。フィットネス(体力)の指標。数値が高いほど長期的に高い負荷でトレーニングしてきた証拠。
💡 CTL 60〜80が中級者、100以上がレース志向の目安
ATL
Acute Training Load
📊 指標・数値
過去7日間の平均トレーニング負荷。疲労の指標。CTLより短期間のため、急激なトレーニング増加を反映しやすい。
💡 ATLがCTLを大幅に上回ると疲労が蓄積している状態
TSB(フォーム)
Training Stress Balance
📊 指標・数値
CTL-ATLで算出。コンディションの指標。プラスなら疲労が抜けた状態、マイナスなら疲労が蓄積している状態。
💡 レース当日は+5〜+15が最高のコンディション
VO2max
最大酸素摂取量
📊 指標・数値
1分間に体重1kgあたり消費できる最大酸素量。有酸素能力の天井を示す指標。
💡 プロ選手は80〜90ml/kg/min。一般男性は35〜45程度
PWR(パワーウェイトレシオ)
Power to Weight Ratio
📊 指標・数値
FTP(W)÷体重(kg)で算出。ヒルクライムの強さを比較する際に使われる指標。
💡 3.0W/kg以上で中級、4.0W/kg以上でレース志向
NP(ノーマライズドパワー)
Normalized Power
📊 指標・数値
ライドの実効的な強度を示す指標。平均パワーより高く表示される。強度変化の激しいライドでも疲労を正確に反映できる。
💡 NPと平均パワーの差が大きいほど強度変化の激しいライド
インターバルトレーニング
Interval Training
💪 トレーニング
高強度と低強度を繰り返すトレーニング。短時間で高い効果が得られる。VO2max向上やFTP向上に効果的。
💡 例:5分全力×5本、1分全力×10本など
ゾーン2(Z2)トレーニング
Zone 2 Training
💪 トレーニング
FTPの56〜75%程度の低〜中強度ゾーン。会話できる程度のペース。脂肪燃焼効率を高め、有酸素基盤を作る。プロ選手も練習量の大半をZ2で行う。
💡 「楽すぎる」と感じる強度がZ2。継続することが重要
テンポ走
Tempo Ride
💪 トレーニング
FTPの76〜90%程度の強度で行う有酸素トレーニング。会話が難しい程度のきつさ。有酸素能力の底上げに効果的。
💡 週1〜2回、60〜90分が目安
ピーキング
Peaking
💪 トレーニング
レースに向けて最高のコンディションに調整すること。レース2〜3週前から負荷を下げてTSBをプラスに持っていく。
💡 ピーキング中も強度は維持し、量だけ減らすのがポイント
リムハイト
Rim Height
🔧 パーツ
ホイールのリムの高さ(mm)。高いほどエアロ効果が高まるが重くなり横風の影響を受けやすい。
💡 オールラウンドには35〜45mmが人気
チューブレス
Tubeless
🔧 パーツ
チューブを使わずタイヤ単体で空気を保持するシステム。低圧運用でグリップ力向上、パンクリスク低減のメリットがある。
💡 セットアップは少し手間だが、乗り心地と安全性が大幅向上
BB(ボトムブラケット)
Bottom Bracket
🔧 パーツ
クランクとフレームをつなぐ部品。規格が多く互換性の問題が起きやすい。消耗品で定期交換が必要。
💡 異音の原因の多くはBBの摩耗。早めの交換を推奨
コンポーネント(コンポ)
Component Groupset
🔧 パーツ
変速システムのセット。SHIMANOはDURA-ACE・ULTEGRA・105、SRAMはRED・FORCE・RIVALが主要グレード。
💡 105以上なら性能差は小さい。コスパ重視なら105 Di2がおすすめ
クリテリウム
Criterium
🏁 レース形式
市街地などの短い周回コースを複数周するレース形式。スプリントとコーナリングが重要。落車リスクが高い。
💡 初心者は後方からスタートし安全を最優先に
ヒルクライム
Hill Climb
🏁 レース形式
山岳コースを登るタイムトライアル形式のレース。PWR(パワーウェイトレシオ)が重要。
💡 富士ヒルのゴールドは60分切り(約4.2W/kg)が目安
グランフォンド
Gran Fondo
🏁 レース形式
長距離(100km以上)のサイクリングイベント。完走を目指すものが多く初心者でも参加しやすい。
💡 初めてのロングライドイベント参加に最適
エンデューロ
Enduro
🏁 レース形式
一定時間内に周回数を競うレース形式。チームまたは個人で参加でき、途中で選手交代が可能なものも多い。
💡 チームエンデューロは仲間と一緒に参加できるのが魅力
ステージレース
Stage Race
🏁 レース形式
複数日にわたって行われるレース。各日のステージの合計タイムで総合順位を争う。ツール・ド・フランスが代表例。
💡 ステージごとに山岳・スプリント・TTなど異なる特性がある
タイムトライアル(TT)
Time Trial
🏁 レース形式
1人ずつ出走し、タイムを競う形式。「孤独な戦い」と呼ばれる。エアロポジションと一定ペース維持が重要。
💡 TTバイクやエアロヘルメットなど専用機材が有利
ツール・ド・フランス
Tour de France
🌍 大会・レース
世界最高峰のロードレース。毎年7月にフランスを中心に開催される約3週間・21ステージのレース。総合優勝者は黄色いジャージ(マイヨ・ジョーヌ)を着用。1903年から開催の歴史ある大会。
💡 山岳賞は水玉ジャージ、ポイント賞は緑ジャージ、新人賞は白ジャージ
ジロ・デ・イタリア
Giro d'Italia
🌍 大会・レース
イタリアで毎年5月に開催される3週間のステージレース。グランツールの一つ。総合優勝者はピンクのジャージ(マリア・ローザ)を着用。
💡 険しい山岳ステージが多く「登りのレース」とも呼ばれる
ブエルタ・ア・エスパーニャ
Vuelta a España
🌍 大会・レース
スペインで毎年8〜9月に開催される3週間のステージレース。グランツールの一つ。総合優勝者は赤いジャージを着用。
💡 ツール・ジロと合わせて「グランツール」と呼ばれる3大レース
パリ・ルーベ
Paris-Roubaix
🌍 大会・レース
「北の地獄」と呼ばれるクラシックレース。石畳(パヴェ)区間が多数あり、過酷な条件で知られる。優勝者には石畳のトロフィーが贈られる。
💡 タイヤ幅を太くして振動吸収を高める戦略が重要
富士ヒルクライム
Mt. Fuji Hill Climb
🌍 大会・レース
山梨県富士吉田市から富士山5合目を目指すヒルクライムレース。距離24km・標高差1,270m。国内最大規模のヒルクライムイベント。
💡 ゴールド(60分切り)・シルバー(65分)・ブロンズ(75分)の認定制度あり
ツアー・オブ・ジャパン
Tour of Japan (TOJ)
🌍 大会・レース
日本最大の国際自転車ロードレース。毎年5月に開催される8ステージのレース。国内外のプロ選手が参加。
💡 信州・富士山・伊豆など日本各地を舞台にしたコースが魅力
SHIMANO(シマノ)
Shimano Inc.
🏢 ブランド
大阪府堺市発祥の自転車部品メーカー。1921年創業。世界シェアトップのコンポーネントメーカー。DURA-ACE・ULTEGRA・105・TIAGRAなどのグレード展開。
💡 ワールドツアーチームの約7割がシマノのコンポを使用
SRAM
SRAM LLC
🏢 ブランド
アメリカのコンポーネントメーカー。1987年創業。RED・FORCE・RIVALのグレード展開。AXSワイヤレス電動変速でシマノに対抗。
💡 12速・ワイヤレスの先駆者。スタイリッシュなデザインが人気
Campagnolo(カンパニョーロ)
Campagnolo S.r.l.
🏢 ブランド
イタリアのコンポーネントメーカー。1933年創業。Super Record・Record・Chorusのグレード展開。イタリアンの美学と職人技で根強いファンを持つ。
💡 変速フィールの滑らかさはカンパ独特。こだわり派に人気
Specialized(スペシャライズド)
Specialized Bicycle Components
🏢 ブランド
アメリカのバイクメーカー。1974年創業。Tarmac・Allez・Ruoubaix・Divergeなどのラインナップ。独自の研究施設WINトンネルでエアロ開発に力を入れる。
💡 Tadej Pogačarが使用するS-Works Tarmacは世界最速バイクの一つ
Trek
Trek Bicycle Corporation
🏢 ブランド
アメリカのバイクメーカー。1976年創業。Émonda・Madone・Domaneなどのラインナップ。ランス・アームストロングのツール7連覇を支えたブランド。
💡 現在はVisma-Lease a Bike(ヴィンゲゴー)のバイクサプライヤー
Pinarello(ピナレロ)
Pinarello S.r.l.
🏢 ブランド
イタリアのバイクメーカー。1952年創業。Team INEOS(旧Team Sky)との長年の提携で有名。Dogma Fが現在のフラッグシップモデル。
💡 クリス・フルームやエガン・ベルナルのツール優勝マシン
COLNAGO(コルナゴ)
Colnago S.r.l.
🏢 ブランド
イタリアのバイクメーカー。1954年エルネスト・コルナゴが創業。V4RSがフラッグシップ。UAE Team Emiratesのバイクサプライヤーとして活躍中。
💡 タデイ・ポガチャルが乗るブランドとして現在注目度急上昇
タデイ・ポガチャル
Tadej Pogačar
🚴 選手
スロベニア出身。UAE Team Emirates所属。2020・2021・2024年ツール・ド・フランス総合優勝。攻撃的なスタイルとオールラウンドな実力で現代最強選手の一人。
💡 FTP推定値は約420W超。PWRは約6.2W/kgとされる
ヨナス・ヴィンゲゴー
Jonas Vingegaard
🚴 選手
デンマーク出身。Visma-Lease a Bike所属。2022・2023年ツール・ド・フランス総合優勝。卓越した登坂力と安定したレース運びが特徴。
💡 ポガチャルとの激しいライバル関係は現代サイクリング最大の見どころ
エドアルド・フィリッピ
Mathieu van der Poel
🚴 選手
オランダ出身。Alpecin-Deceuninck所属。シクロクロス・MTB・ロードの3競技をこなすスーパーマン。パリ・ルーベやツールのステージ優勝など多数の実績。
💡 祖父はツール・ド・フランス5勝のレイモン・プリドール
新城幸也
Yukiya Arashiro
🚴 選手
沖縄県出身の日本人プロ選手。ツール・ド・フランスに日本人として最多出場。欧州のプロチームで長年活躍し、日本人サイクリストの先駆者。
💡 「ブーブー」の愛称で親しまれる日本の自転車界のレジェンド
増田成幸
Nariyuki Masuda
🚴 選手
日本を代表するクライマー。ツアー・オブ・ジャパンで総合優勝経験を持つ。国内レースで圧倒的な登坂力を誇る。
💡 国内ヒルクライムレースの第一人者として知られる
MERIDA(メリダ)
Merida Industry Co., Ltd.
🏢 ブランド
台湾の自転車メーカー。1972年創業。台湾第2位の自転車メーカーでジャイアントに次ぐ規模。1998年にドイツ・シュトゥットガルト近郊にR&Dセンターを設立し設計開発を行う。SCULTURAやREACTOなどレース向けモデルが充実。宇都宮ブリッツェンへのバイク供給でも知られる。
💡 SpecializedのOEM生産も手がける高い製造技術を持つメーカー
InterMax(インターマックス)
InterMax
🏢 ブランド
日本人で初めて近代ツール・ド・フランスを走った今中大介がプロデュースする自転車ブランド。選手時代の経験をフィードバックした本格レース志向のバイクを展開。イタリアの職人による手塗り塗装など妥協のない製品づくりが特徴。クオータ(KUOTA)の日本輸入代理店も務める。
💡 日本人の体型に合わせた設計と本場ヨーロッパの技術を融合したブランド
KUOTA(クオータ)
KUOTA S.r.l.
🏢 ブランド
2001年創業のイタリアの自転車ブランド。元々はフォーク製造メーカーだったが、カーボンの将来性にいち早く注目しロードバイク市場に参入。カーボン素材の特性を最大限に活かした独自のフレーム設計が特徴。日本ではインターマックスが輸入代理店を務める。
💡 見た目で一目でクオータとわかる個性的なフレームデザインが人気
GIANT(ジャイアント)
Giant Manufacturing Co., Ltd.
🏢 ブランド
台湾の自転車メーカー。1972年創業。世界最大の自転車ブランド。TCRやPropelなどレース向けモデルが充実。コストパフォーマンスの高さで知られ、同スペック帯の他ブランドより低価格で提供できるのが強み。日本全国にジャイアントストアを展開。女性向けブランドLivも運営。
💡 世界最大規模の生産力を背景にしたコスパの高さは業界随一
大磯クリテリウム
Oiso Criterium
🌍 大会・レース
神奈川県大磯町の大磯ロングビーチ駐車場特設コースで開催されるクリテリウムレース。毎年10月〜3月のシーズン制で複数戦が開催される。ビギナーから上級者まで参加できるカテゴリー別クラス設定。関東圏で最も人気のある市民クリテリウムシリーズの一つ。
💡 コース:大磯プリンスホテル敷地内の平坦な特設コース。強風時はレイアウト変更あり
JBCF(全日本実業団)
Japan Bicycle Racing Federation
🌍 大会・レース
全日本実業団自転車競技連盟が主催する国内最大の実業団ロードレースシリーズ。E1〜E3のカテゴリー制で、ライセンスを取得すれば誰でも参加可能。年間を通じて全国各地で開催される。
💡 初心者はE3カテゴリーから参加可能。ライセンス取得が必要
ツール・ド・おきなわ
Tour de Okinawa
🌍 大会・レース
沖縄県北部で毎年11月に開催される国内最大規模の市民レース。210km・140km・100km・50kmなど複数の距離クラスがある。210km市民レースは「日本一過酷な市民レース」とも呼ばれ、完走が一つの勲章。
💡 コース:沖縄北部の山岳地帯。普久川ダムの激坂が最大の難所
乗鞍ヒルクライム
Mt. Norikura Hill Climb
🌍 大会・レース
長野県松本市から乗鞍岳畳平を目指すヒルクライムレース。距離20.5km・標高差1,260m。富士ヒルと並ぶ国内2大ヒルクライムレース。コースの後半は標高2,700m超の高地で空気が薄くなる。
💡 コース:序盤は緩斜面、中盤から急勾配。高山病対策も必要
榛名山ヒルクライム
Mt. Haruna Hill Climb
🌍 大会・レース
群馬県高崎市から榛名湖を目指すヒルクライムレース。距離11.3km・標高差760m。コンパクトなコースながら平均勾配6.7%の本格的なレース。関東圏からアクセスしやすく参加者が多い人気レース。
💡 コース:中盤の急勾配区間がカギ。コンパクトなコースでスピード勝負になりやすい
赤城山ヒルクライム
Mt. Akagi Hill Climb
🌍 大会・レース
群馬県前橋市から赤城山を目指すヒルクライムレース。距離20.8km・標高差1,162m。長距離のコースで持久力が問われる。関東圏の本格ヒルクライムレースとして人気が高い。
💡 コース:序盤の急勾配をこなしたあと比較的緩やかな区間が続く
Mt.富士ヒルクライム
Mt. Fuji Hill Climb
🌍 大会・レース
山梨県富士吉田市から富士山5合目を目指す国内最大規模のヒルクライムレース。距離24km・標高差1,270m・平均勾配5.2%。毎年6月開催で参加者は1万人超。ゴールド・シルバー・ブロンズの認定制度が目標設定に役立つ。
💡 コース:全体的に緩やかな勾配。一定ペースを維持するTTスタイルが有効
ジャパンカップ(宇都宮)
Japan Cup Cycle Road Race
🌍 大会・レース
栃木県宇都宮市で毎年10月に開催される国際ロードレース。UCIアジアツアーに組み込まれた本格的な国際レースで、海外のプロ選手も参加。前日には市街地クリテリウムも開催され観戦も楽しい。
💡 コース:古賀志林道の激坂が最大の見どころ。観戦スポットとしても人気
佐渡ロングライド210
Sado Long Ride 210
🌍 大会・レース
新潟県佐渡島を一周する国内最大規模のロングライドイベント。Aコース210km・Bコース130km・Cコース65km。島の景色を楽しみながら走るグランフォンド形式。完走証がもらえる達成感が魅力。
💡 コース:佐渡島一周。Aコースは制限時間13時間以内
東京エンデューロ
Tokyo Enduro
🌍 大会・レース
東京近郊で開催される人気のエンデューロレース。個人・チームで参加でき、一定時間内の周回数を競う。初心者でも参加しやすい雰囲気で、自転車仲間と一緒に楽しめる。
💡 チーム参加なら交代しながら走れるので初心者でも安心